| 「綱引きは韓国起源?」韓国がまた文化を盗んだ!と中国で大騒ぎ | ------------------------------------拔河起源于韩国
中国でこのほど、「韓国人が再び中国文化に手を出した!」と大きな話題となっている。中国新聞網が伝えたところによると、韓国が今回、「強奪」しようとしているのは中国で2000年の歴史を持つ『綱引き』で、韓国はまもなく綱引きを『韓国の無形文化遺産』としてユネスコに申請する予定だという。
事件のいきさつは韓国プサン市に留学していた中国人女性の「告発」だった。4月、韓国唐津群で国際綱引き大会が開催されると、韓国は自国文化としての綱引きを世界無形文化遺産として申請することを目的とした国際綱引き交流委員会を設立した。留学していた中国人女性は、「綱引きは春秋時代(紀元前770年から紀元前403年)に生まれた軍事技術が起源なのに、なぜ韓国の文化遺産になるのだろう?」と疑問を呈した。
女性によると、綱引きは春秋時代の楚と越の国どうしの水上戦に起源があり、もともとは魯班という人物が考案した敵の船を縄でつなぐ軍事技術だった。
その後、当軍事技術が地上でも行われるようになり、競技として発展したのが綱引きであり、唐の時代(618年から907年)の文献にはすでに「綱引き」という言葉が使われているという。女性は「韓国人が綱引きの発展に貢献したのは間違いないが、それでも歴史を変えることはできない」と指摘した。
これに対し、中国新聞網は「近年、中国の優秀な文化が隣国によって強奪され、関連機関に商標として登録されるケースが相次いでいる」とし、日本には同仁堂(中国の大手漢方薬企業)を、韓国には七夕や端午の節句を先に登録されたと報じ、少林寺などといった有名な言葉は多くの国で中国以外の企業によって商標登録されていると報じた。
一方、中国でも日本の有名商標が先に登録され、本物の商標が登録できないケースが相次いでいる。12日には中国国家工商行政管理総局商標局が「松阪牛」と「松阪肉」の商標登録を、すでに登録されているとの理由で却下する事案が発生している。(編集担当:畠山栄) |